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紙包
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かみづつみ
ふりがな文庫
“
紙包
(
かみづつみ
)” の例文
今日自家の祭酒に酔うた仁左衛門さんが、明日は隣字の芝居で、
透綾
(
すきや
)
の羽織でも
引被
(
ひっか
)
け、寸志の
紙包
(
かみづつみ
)
を懐中して、芝居へ出かける。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
三左衛門から
紙包
(
かみづつみ
)
を受けとって仏壇の前へ往き、
恭
(
うやうや
)
しく扉に手をかけて開けたが、何かに驚いて
後
(
あと
)
へ飛び
退
(
すさ
)
った。
竈の中の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
俺は右手に提げた黄色い、四角い
紙包
(
かみづつみ
)
を船長の鼻の先にブラ下げてキリキリと回転さした。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
復一は
紙包
(
かみづつみ
)
を置いて立ち上った。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻