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『疑問の金塊』
ふりがな文庫
『
疑問の金塊
(
ぎもんのきんかい
)
』
尾行者 タバコ屋の前まで来ると、私は色硝子の輝く小窓から、チェリーを買った。 一本を口に銜えて、燐寸の火を近づけながら窓硝子の上に注目すると、向いの洋菓子店の明るい飾窓がうつっていた。その飾窓の傍には、二人連の変な男が、肩と肩とを並べて身動 …
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「キング」1934(昭和9)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
飾窓
(
ウィンドー
)
飾窓
(
ショー・ウィンドー
)
絶
(
たた
)
媚
(
あでや
)
紙包
(
しづつみ
)
通
(
とおり
)
誦
(
とな
)
出発
(
たつ
)
縛
(
ばく
)
昨日
(
ゆうべ
)
捕
(
つかま
)
巡
(
じゅん
)
定
(
じょう
)
黄金
(
おうごん
)
逡
(
たじ
)
互
(
たが
)
荒
(
あ
)
直
(
ただ
)
現
(
あらわ
)
水底
(
みずそこ
)
気
(
げ
)
果
(
は
)
来
(
こ
)
反
(
かえ
)
抱
(
かか
)
幼
(
おさ
)
幸
(
さいわ
)
寝台
(
しんだい
)
委
(
ゆだ
)
外
(
はず
)
黄金
(
きん
)
一
(
ひ
)
魂消
(
たまぎ
)
飛鳥
(
ひちょう
)
錆
(
さ
)
退路
(
たいろ
)
転倒
(
てんとう
)
踞
(
うずくま
)
賑
(
にぎや
)
調達
(
ちょうたつ
)
訝
(
いぶ
)
言下
(
げんか
)
覚
(
おぼ
)
見送
(
みおくり
)
自惚
(
うぬぼれ
)
肯
(
うなず
)
老
(
おい
)
縄張
(
なわばり
)
異
(
こと
)
点
(
とも
)
灯
(
あかり
)
激動
(
げきどう
)
潜
(
ひそ
)
注
(
そそ
)
殺
(
や
)
此上
(
このうえ
)
横浜
(
はま
)
朗
(
ほがら
)
掌
(
て
)
捕
(
とら
)
拙
(
まず
)
抵当
(
ていとう
)
懸
(
かか
)
怪
(
あや
)
委
(
まか
)
夜食
(
やしょく
)
喰
(
くら
)
予
(
かね
)
剥
(
む
)
俄
(
にわ
)
上
(
かみ
)
兼
(
か
)
筍
(
たけのこ
)
硫酸
(
りゅうさん
)
箸
(
はし
)
倉庫
(
そうこ
)
絡
(
から
)
便
(
たよ
)
縋
(
すが
)
縛
(
しば
)
佩剣
(
はいけん
)
縦穴
(
たてあな
)
罰
(
ばち
)
翻
(
ひるがえ
)
何時
(
いつ
)
耳許
(
みみもと
)
聞
(
き
)
肉迫
(
にくはく
)
伺
(
うかが
)
衝
(
つ
)
街灯
(
がいとう
)
血痕
(
けっこん
)
融通
(
ゆうずう
)
蜘蛛
(
くも
)
蛇
(
へび
)
蕾
(
つぼみ
)
蒼蠅
(
うるさ
)
莫迦
(
ばか
)
背後
(
うしろ
)
腫
(
は
)