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退路
ふりがな文庫
“退路”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にげみち
66.7%
たいろ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にげみち
(逆引き)
折
(
おり
)
から
猛
(
はげ
)
しい
疾風
(
はやて
)
さえ
吹
(
ふ
)
き
募
(
つの
)
って、
命
(
みこと
)
のくぐり
入
(
い
)
られた
草叢
(
くさむら
)
の
方
(
ほう
)
へと、
飛
(
と
)
ぶが
如
(
ごと
)
くに
押
(
お
)
し
寄
(
よ
)
せて
行
(
ゆ
)
きます。その
背後
(
はいご
)
は一
帯
(
たい
)
の
深
(
ふか
)
い
沼沢
(
さわ
)
で、
何所
(
どこ
)
へも
退路
(
にげみち
)
はありませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
武右衛門と孫右衛門は左角の鍵屋の軒へ忍んで北谷口で逸する敵の
退路
(
にげみち
)
を切取ると共に
先頭
(
さき
)
に立つ一人を斬る。荒木、渡辺の二人は万屋の小影に身をひそめて又五郎と附人に当る。
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
退路(にげみち)の例文をもっと
(2作品)
見る
たいろ
(逆引き)
彼は始め階上に
潜
(
ひそ
)
んでいたが、私たちをうまくやり過ごしたところで階段を下りて逃げだしたが、出口に
頑張
(
がんば
)
っていた山城刑事に
退路
(
たいろ
)
を
絶
(
たた
)
たれ、
逡
(
たじ
)
ろぐところを追いすがった折井刑事に組みつかれ
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
退路(たいろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“退路”の意味
《名詞》
退路(たいろ)
退却するための道。逃げ道。
(出典:Wiktionary)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去
検索の候補
立退路
“退路”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
直木三十五
海野十三