“退引”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のっぴき74.6%
のつぴき11.9%
のっぴ8.5%
のきひ1.7%
のきひき1.7%
のつぴ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“退引”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 日本文学0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ツル子が無理に引止めて戸若に夕飯の御馳走をしたのがキッカケとなって、二人は退引のっぴきならぬところへ陥込んでしまった。
衝突心理 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その切込みはまだそんなに深くはありませんでしたけれど、退引のっぴきならぬ破牢の極印ごくいんであることは確かであります。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
事理の徹つた退引のつぴきならぬ青年の問に、母が何と答へるか、美奈子は胸を顫はしながら待つてゐた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
平次は八五郎の後ろから、穩かな調子で——が退引のつぴきならぬ問ひを投げかけました。
そうすることによってやっと自分一人が寝られないで取り残される夜の退引のっぴきならない辛抱をすることになるのだった。
のんきな患者 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
退引のっぴかせず詰寄るに従って、お夏はますます庇立かばいだて、蔵人に押被おっかぶさるばかりにしつつ、
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
奥村主殿は、退引のきひきさせず申付けます。
天保の飛行術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
山浦丈太郎は初めて口を開きました。美濃紙一枚ほどの絵図面が、退引のきひきさせず見る人の注意を引き摺って行くのです。
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
其時そのとき是非ぜひ伊豆屋いづやさんなんぞと一しよに、参席あがつもりでございましたが、残念ざんねんな事には退引のつぴきならぬ要事ようがあつて