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退却
ふりがな文庫
“退却”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいきゃく
58.3%
たいきやく
16.7%
あとすざり
8.3%
あとずさり
8.3%
しりぞ
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいきゃく
(逆引き)
思
(
おも
)
わぬことにほこ
先
(
さき
)
をくじいた
乙
(
おつ
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
は
敗
(
ま
)
けて
退却
(
たいきゃく
)
いたしますと、
今度
(
こんど
)
は
甲
(
こう
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
は
急
(
きゅう
)
に
勢
(
いきお
)
いを
盛
(
も
)
り
返
(
かえ
)
して、
逃
(
に
)
げる
乙
(
おつ
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
を
追
(
お
)
ってゆきました。
酒倉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
退却(たいきゃく)の例文をもっと
(7作品)
見る
たいきやく
(逆引き)
まゝよ、
一分
(
いつぷん
)
でも
乘後
(
のりおく
)
れたら
停車場
(
ステエシヨン
)
から
引返
(
ひきかへ
)
さう、それが
可
(
い
)
い、と
目指
(
めざ
)
す
大阪
(
おほさか
)
を
敵
(
かたき
)
に
取
(
と
)
つて、
何
(
ど
)
うも
恁
(
か
)
うはじめから
豫定
(
よてい
)
の
退却
(
たいきやく
)
を
畫策
(
くわくさく
)
すると
云
(
い
)
ふのは、
案
(
あん
)
ずるに
懷中
(
くわいちう
)
のためではない。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
退却(たいきやく)の例文をもっと
(2作品)
見る
あとすざり
(逆引き)
「綺麗なお顔だというンだから、ほほほ」と用心しながら
退却
(
あとすざり
)
をして、「いいじゃア……おッ……」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
退却(あとすざり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あとずさり
(逆引き)
丑松はまだ詑び足りないと思つたか、
二歩三歩
(
ふたあしみあし
)
退却
(
あとずさり
)
して、『許して下さい』を言ひ乍ら板敷の上へ
跪
(
ひざまづ
)
いた。何事かと、後列の方の生徒は急に立上つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
退却(あとずさり)の例文をもっと
(1作品)
見る
しりぞ
(逆引き)
……ええか……よく聞け……軍医の学問の第一として教えられることは
自傷
(
ゼルウー
)
の
鑑別方法
(
みわけかた
)
である。戦場から
退却
(
しりぞ
)
きたさに、自分自身で作る卑怯な傷の診察し方である。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
退却(しりぞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“退却”の意味
《名詞》
引き下がる事。後退すること。戦闘を停止し、戦場より兵を安全な場所まで移動させること。必ずしも、状況が不利な場合のみになされるとは限らない。
(語義1より、比喩的に)事業等がうまくいかない場合にそれをやめること。
(出典:Wiktionary)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
却
常用漢字
中学
部首:⼙
7画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退去
退散
検索の候補
総退却
渡渉退却
却退
“退却”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
田中英光
金森徳次郎
二葉亭四迷
江見水蔭
福沢諭吉
泉鏡太郎
島崎藤村
夏目漱石
夢野久作