“軍勢”の読み方と例文
読み方割合
ぐんぜい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
為朝ためともれいの二十八をつれて西にしもんまもっておりますと、そこへ清盛きよもり重盛しげもり大将たいしょうにして平家へいけ軍勢ぐんぜいがおしよせてました。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
おもわぬことにほこさきをくじいたおつ軍勢ぐんぜいけて退却たいきゃくいたしますと、今度こんどこう軍勢ぐんぜいきゅういきおいをかえして、げるおつ軍勢ぐんぜいってゆきました。
酒倉 (新字新仮名) / 小川未明(著)
仕立屋さんがこういうのをききますと、みんなはすっかりこわくなって、まるで魔王まおう軍勢ぐんぜいわれてでもいるように、われさきにとにげだしました。