“目指”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めざ81.0%
まなざし9.5%
めざさ4.8%
もくさ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども鼻唄はなうたまじりに頂上てうじやう目指めざしてるラランも、ひとりぼつちになると、やつとつかれがてきた。鼻唄はなうたもくしゃみになつてしまつた。
火を喰つた鴉 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
佐藤も途方に暮れた目指まなざしを風の鳴りひゞく空の方へ向けた時、堤防の上から
にぎり飯 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その人は高等中学の制服を着たる二十四五の学生なり。金剛石ダイアモンドいでは彼の挙動の目指めざされしは、座中に宮と懇意に見えたるは彼一人なりければなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
危険と目指もくされた数十名の志士論客は三日の間に帝都を去るべく厳命された。