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退路
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にげみち
ふりがな文庫
“
退路
(
にげみち
)” の例文
折
(
おり
)
から
猛
(
はげ
)
しい
疾風
(
はやて
)
さえ
吹
(
ふ
)
き
募
(
つの
)
って、
命
(
みこと
)
のくぐり
入
(
い
)
られた
草叢
(
くさむら
)
の
方
(
ほう
)
へと、
飛
(
と
)
ぶが
如
(
ごと
)
くに
押
(
お
)
し
寄
(
よ
)
せて
行
(
ゆ
)
きます。その
背後
(
はいご
)
は一
帯
(
たい
)
の
深
(
ふか
)
い
沼沢
(
さわ
)
で、
何所
(
どこ
)
へも
退路
(
にげみち
)
はありませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
武右衛門と孫右衛門は左角の鍵屋の軒へ忍んで北谷口で逸する敵の
退路
(
にげみち
)
を切取ると共に
先頭
(
さき
)
に立つ一人を斬る。荒木、渡辺の二人は万屋の小影に身をひそめて又五郎と附人に当る。
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
“退路”の意味
《名詞》
退路(たいろ)
退却するための道。逃げ道。
(出典:Wiktionary)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去