“すじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スジ
語句割合
39.7%
37.1%
6.7%
繊維2.1%
血統2.1%
1.5%
1.0%
1.0%
系統1.0%
1.0%
章条0.5%
修理0.5%
0.5%
条溝0.5%
条片0.5%
条理0.5%
皺溝0.5%
筋肉0.5%
0.5%
素性0.5%
線条0.5%
0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脇差の切先を調べて見ると肉には触れている、橋の上をよくよく見ると血のりが小指でしたほどずつを引いてこぼれております。
真夜中のりあいに驚いて、両側の商家の二階窓が、かすかに開き、黄色い灯ののなかに、いくつも顔が並んで見下ろしている。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
あらん限りの感覚を鼓舞して、これを心外に物色したところで、方円の形、紅緑の色は無論、濃淡の陰、洪繊を見出しかねる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
お通は、顔を仰向けに直して、細い指で、蜜柑のふくろの繊維っている。城太郎は、困った顔して
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まともにられるとチリ毛だつような気がすることがある。……階下の年寄夫婦の話だと、よくひきつけて大騒ぎをさせるといっていたっけが、気狂いの血統なのかも知れないね。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
アキレス氏は張り切って、果物ナイフの刃のように外へむかってほそく震えていた。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
その一でも、浅井家の臣、大野木土佐や三田村右衛門や浅井玄蕃のものではなかった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その十三の尾がむくむくと太くなり、段々と地上に近づいて来たとき、北方の空から、突如として二隊の快速力を持った戦闘機があらわれ、一隊は殺人団機の後をグングン追いついて行った。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だが併し、あの郎女は、藤原四家の系統で一番、さびたたちを持って生れた、とわれる娘御である。今、枚岡の御神に仕えて居るめる時が来ると、あの嬢子が替って立つ筈だ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
「以てのほか。当今、宝蔵院の槍は伊賀の名張に下石と申すのがござる、これがよく流儀のをわきまえておられるはず、あちらへお越しの時に立ち寄って御覧じろ」
インドや南アジア諸島の虎は毛短く滑らかで色深く章条鮮やかなるに、北支那やシベリア等寒地に棲むものは毛長く色淡し、虎の産地はアジアに限りアムール州を最北限、スマトラ
虎ごとに章条異なり、また一の体で左右異なるもある。
この筆者の私と、談者の私と、酔った同士は、こんがらかっても、修理くお手際は、謹んで、読者の賢明に仰ぐのである。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
何事かを宋江から耳打ちされて、向いの大籬の門へ、すうっと、入って行ったものである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
土間の上はなにかを引摺ったように縦の方向に何本もの条溝がついていた。いま発見した吸殻はその下に埋まっていたのである。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
細い条片で各列に十個の区分のある十個の列の四角にわけた物を持っているが、条片の厚さは彼が勘定しようとする貨幣の厚さと同じであり、各種の貨幣に対して、それぞれ異った盆が使用される。
それからの狂犬が、条理違いの難題といっちゃ、聞いていられなかったぜ。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ありし次第をわが田に水引き水引き申し出づれば、痩せ皺びたる顔に深く長くいたる法令の皺溝をひとしお深めて、にったりとやかに笑いたまい、婦女のようにらかな声小さく
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
若林博士は……しかし顔の筋肉一つ動かさなかった。呆然となっている私の顔を、冷やかに見返しながら、悠々と少女に近付いて腰をめた。耳に口を当てるようにして問うた。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
是れ「外科室」のなり。是の如き深刻なる戀愛は泰西的にして東洋的にあらず。恐らくは翻案乎。
泉鏡花作『外科室』 (旧字旧仮名) / 宮崎湖処子(著)
重「かこいゆえ味はわるうございましょうが、素性いのでございますから、小僧さんお前さんは重うございましょうが、持って往って下さいまし、お前さんにも二個上げますから」
野には一面に枯れほおけた芒の穂が靡き、その芒の浪を分けてかすかな線条を引いた様にも見えているのは植えつけてまだ幾年も経たぬらしい落葉松の苗である。
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
置いて出て歩いては困りますね、本当に何様に捜したか知れない、時にお気の毒様なこと、お前さんの留守に師匠はおめでたくなってしまったが、うもの悪い腫物だねえ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
先生は常にそう言って、画家はあくまで筆一にゆくべきであると強調された。
三人の師 (新字新仮名) / 上村松園(著)