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血統
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すじ
ふりがな文庫
“
血統
(
すじ
)” の例文
如何にも貴様の云う通り人間は老少
不定
(
ふじょう
)
。いつ死ぬるかわからん。俺の
親父
(
おやじ
)
も中気で死んどる
故
(
けに
)
、
血統
(
すじ
)
を引いた俺も中気でポックリ死なんとは限らん。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
まともに
瞶
(
みつめ
)
られるとチリ毛だつような気がすることがある。……
階下
(
した
)
の年寄夫婦の話だと、よくひきつけて大騒ぎをさせるといっていたっけが、気狂いの
血統
(
すじ
)
なのかも知れないね。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
『母の
血統
(
すじ
)
だ。どうか、あの情熱が、よい方へ、燃えてくれればよいが』
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
十七ばかりになる娘との親子三人
暮
(
ぐらし
)
であった、ところがこの
家
(
うち
)
というのは、世にも哀れむべき、
癩病
(
らいびょう
)
の
血統
(
すじ
)
なので、娘は既に年頃になっても、
何処
(
どこ
)
からも
貰手
(
もらいて
)
がない、娘もそれを
覚
(
さと
)
ったが、
偶然
(
ふと
)
千ヶ寺詣
(新字新仮名)
/
北村四海
(著)
“血統(
家系
)”の解説
家系(かけい)または血統(けっとう、ちすじ)とは、親子・兄弟・婚姻・養子など様々な関係性で結ばれる特定の家族、血族集団を指す。一定の血族集団の中で同一の階級または地位、氏、家名、家格、家業、家財を世襲で継承する場合に使われることが多い。類似概念に家柄などがある。
(出典:Wikipedia)
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
統
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“血統”で始まる語句
血統證
血統探