“鼓舞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こぶ97.4%
つけ2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃は金も少しは彼のために融通してやったおぼえがある。自分は勇気を鼓舞こぶするために、わざとその当時の記憶を呼起してかかった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
連盟の危機ききをうれい、富士男を鼓舞こぶするゴルドンの言々句々げんげんくくは、せつせつとして胸にせまる、富士男は感激かんげきにぬれた眼をあげた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
斯う千登世は氣の張りを見せて圭一郎に元氣を鼓舞つけようとした。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)