“かたぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傾89.5%
倚2.6%
加多夫2.6%
斜2.6%
昃2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傾(かたぶ)け其許(そのもと)何時(いつ)江戸へ參られしやと問(とふ)に彦三郎は今朝(こんてう)福井町へ着(ちやく)し直(すぐ)に承まはり糺(たゞ)し只今爰許(こゝもと)へ參りしと申ゆゑ彌々(いよ/\)合點行ず段々樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
旅硯(たびすずり)とり出でて、御灯(みあかし)の光に書きつけ、今一声もがなと耳を倚(かたぶ)くるに、思ひがけずも遠く寺院の方より、七三前(さき)を追(お)ふ声の厳(いかめ)しく聞えて、やや近づき来たり。
また三尾(みを)の君加多夫(かたぶ)が妹、倭(やまと)比賣に娶ひて、生みませる御子、大郎女、次に丸高(まろたか)の王、次に耳(みみ)の王、次に赤比賣の郎女四柱。
荒芽山(あらめやま)畔路(はんろ)叉(ふたまた)を成す 馬を駆て帰来(かえりきた)る日斜(かたぶ)き易し 虫喞(ちゆうしよく)凄涼夜月に吟ず 蝶魂冷澹(れいたん)秋花を抱く 飄零(ひようれい)暫く寓す神仙の宅 禍乱早く離(さか)る夫婿(ふせい)の家 頼(さいわ)ひに舅姑(きゆうこ)の晩節を存するあり 欣然寡(か)を守つて生涯を
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
久しく自然主義の淤泥(おでい)にまみれて、本来の面目を失してゐた人道(ユウマニテエ)が、あのエマヲのクリストの如く「日昃(かたぶ)きて暮に及んだ」文壇に再(ふたたび)姿を現した時、如何に我々は氏と共に
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)