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大籬
ふりがな文庫
“大籬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおまがき
80.0%
おほまがき
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおまがき
(逆引き)
「驚くのも無理は無い——。
大籬
(
おおまがき
)
のお職を張って居る玉だって、此の節はそんな値は無いさ、併しあの女はそれだけの値打があるよ」
新奇談クラブ:08 第八夜 蛇使いの娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
大籬
(
おおまがき
)
小籬、朱塗の見世格子に煌々とネオン照り映え、門松の枝吹き鳴らすモダン風、駄々羅太鼓の間拍子もなんとなくジャズめく当代の
喜見城
(
リュウ・ド・プレジール
)
。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大籬(おおまがき)の例文をもっと
(20作品)
見る
おほまがき
(逆引き)
河岸
(
かし
)
の
小店
(
こみせ
)
の
百囀
(
ももさへ
)
づりより、優にうづ高き
大籬
(
おほまがき
)
の楼上まで、絃歌の声のさまざまに沸き来るやうな面白さは大方の人おもひ出でて忘れぬ物に
思
(
おぼ
)
すも有るべし。
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
羽織二重や
緞子
(
どんす
)
や
縮緬
(
ちりめん
)
の眼も綾な寢具で、それは大名屋敷の大奧か、
大籬
(
おほまがき
)
のお職の積夜具でもなければ見られない豪勢さですが、不思議なことにそれほどの夜の物が、昨夜は使つた筈もないのに
銭形平次捕物控:209 浮世絵の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大籬(おほまがき)の例文をもっと
(5作品)
見る
“大籬”の解説
大籬(おおまがき)は、江戸、吉原で、最も格式の高い娼家(遊女屋)。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
籬
漢検1級
部首:⽵
25画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大籬”のふりがなが多い著者
邦枝完二
正岡容
樋口一葉
小栗虫太郎
長谷川時雨
三遊亭円朝
中里介山
国枝史郎
泉鏡花
久生十蘭