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『かけはしの記』
ふりがな文庫
『
かけはしの記
(
かけはしのき
)
』
浮世の病ひ頭に上りては哲学の研究も惑病同源の理を示さず。行脚雲水の望みに心空になりては俗界の草根木皮、画にかいた白雲青山ほどにきかぬもあさまし。腰を屈めての辛苦艱難も世を逃れての自由気儘も固より同じ煩悩の意馬心猿と知らぬが仏の御力を杖にたの …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「日本」日本新聞社、1892(明治25)年5月27日~6月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
劉
(
き
)
乍
(
たちま
)
上松
(
あげまつ
)
妻籠
(
つまご
)
寝覚
(
ねざめ
)
岐蘇
(
きそ
)
御嵩
(
みたけ
)
洗馬
(
せば
)
茱萸
(
ぐみ
)
葎
(
むぐら
)
褰
(
から
)
贐
(
はなむけ
)
迚
(
とて
)
遶
(
めぐ
)
馬籠
(
まごめ
)