トップ
>
褰
ふりがな文庫
“褰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
から
27.8%
かか
22.2%
かゝ
22.2%
かゝげ
11.1%
まく
11.1%
たく
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
から
(逆引き)
餘所
(
)
の
女
(
)
の
子
(
)
は
大抵
(
)
は
綺麗
(
)
な
赤
(
)
い
帶
(
)
を
締
(
)
めて、ぐるりと
褰
(
)
げた
衣物
(
)
の
裾
(
)
は
帶
(
)
の
結
(
)
び
目
(
)
の
下
(
)
へ
入
(
)
れて
只管
(
)
に
後姿
(
)
を
氣
(
)
にするのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
褰(から)の例文をもっと
(5作品)
見る
かか
(逆引き)
彼女
(
)
は
裳
(
)
を高く
褰
(
)
げて、
足袋跣足
(
)
で歩いた。何を云うにも
暗黒
(
)
で
足下
(
)
も判らぬ。
剣
(
)
なす岩に踏み懸けては滑り
墜
(
)
ち、
攀上
(
)
っては
転
(
)
び落ちて、手を
傷
(
)
け、
脛
(
)
を痛めた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
褰(かか)の例文をもっと
(4作品)
見る
かゝ
(逆引き)
かしこに
謙遜
(
)
れる聖歌の作者
衣
(
)
ひき
褰
(
)
げて亂れ舞ひつゝ
恩惠
(
)
の
器
(
)
にさきだちゐたり、この時彼は
王者
(
)
に餘りて足らざりき 六四—六六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
褰(かゝ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
かゝげ
(逆引き)
細流
(
)
ある所にいたれば
紅唇
(
)
粉面
(
)
の
哥妓
(
)
紅裩
(
)
を
褰
(
)
て
渉
(
)
る、
花姿
(
)
柳腰
(
)
の
美人等
(
)
わらじをはいて水をわたるなど
余
(
)
が江戸の目には
最
(
)
珍
(
)
らしく
興
(
)
あり。
酔客
(
)
ぢんくをうたへば
酔妓
(
)
歩々
(
)
躍
(
)
る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
褰(かゝげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
まく
(逆引き)
小金吾金を
抛
(
)
出すを見「持つていかなくて、
己
(
)
が金だ」と云ひかけ「あゝ痛え/\、ひどい事をしやあがる」と尻を
褰
(
)
り撫づ。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
褰(まく)の例文をもっと
(2作品)
見る
たく
(逆引き)
ただこれだけの歌ですが、わるい道という所から、
裾
(
)
を高々と
褰
(
)
って、白い足に続いた白い腹まで出して、ゆるゆると歩き廻るのです。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
褰(たく)の例文をもっと
(1作品)
見る
褰
部首:⾐
16画
“褰”を含む語句
尻褰
後褰
“褰”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
小金井喜美子
山東京山
三木竹二
アリギエリ・ダンテ
南方熊楠
徳田秋声
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
長塚節
北村透谷