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歩々
ふりがな文庫
“歩々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほほ
77.8%
あるきながら
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほほ
(逆引き)
貪欲界
(
どんよくかい
)
の雲は
凝
(
こ
)
りて
歩々
(
ほほ
)
に厚く
護
(
まも
)
り、
離恨天
(
りこんてん
)
の雨は随所
直
(
ただち
)
に
灑
(
そそ
)
ぐ、
一飛
(
いつぴ
)
一躍出でては人の肉を
啖
(
くら
)
ひ、半生半死
入
(
い
)
りては我と
膓
(
はらわた
)
を
劈
(
つんざ
)
く。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
色は黒いが、眉目すずやかで、両の耳に珠をかけ、
歩々
(
ほほ
)
の
風
(
ふう
)
にもおのずからな人品が見られ、どことなく、ゆかしい人柄だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
歩々(ほほ)の例文をもっと
(7作品)
見る
あるきながら
(逆引き)
細流
(
こながれ
)
ある所にいたれば
紅唇
(
べに
)
粉面
(
おしろい
)
の
哥妓
(
げいしや
)
紅裩
(
あかきゆもじ
)
を
褰
(
かゝげ
)
て
渉
(
わた
)
る、
花姿
(
くわし
)
柳腰
(
りうえう
)
の
美人等
(
びじんら
)
わらじをはいて水をわたるなど
余
(
よ
)
が江戸の目には
最
(
いと
)
珍
(
めづ
)
らしく
興
(
きやう
)
あり。
酔客
(
すゐかく
)
ぢんくをうたへば
酔妓
(
すゐぎ
)
歩々
(
あるきながら
)
躍
(
をど
)
る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
細流
(
こながれ
)
ある所にいたれば
紅唇
(
べに
)
粉面
(
おしろい
)
の
哥妓
(
げいしや
)
紅裩
(
あかきゆもじ
)
を
褰
(
かゝげ
)
て
渉
(
わた
)
る、
花姿
(
くわし
)
柳腰
(
りうえう
)
の
美人等
(
びじんら
)
わらじをはいて水をわたるなど
余
(
よ
)
が江戸の目には
最
(
いと
)
珍
(
めづ
)
らしく
興
(
きやう
)
あり。
酔客
(
すゐかく
)
ぢんくをうたへば
酔妓
(
すゐぎ
)
歩々
(
あるきながら
)
躍
(
をど
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
歩々(あるきながら)の例文をもっと
(2作品)
見る
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
々
3画
“歩”で始まる語句
歩
歩行
歩調
歩哨
歩廊
歩合
歩兵
歩板
歩武
歩行出
“歩々”のふりがなが多い著者
菊池幽芳
鈴木牧之
山東京山
徳富蘇峰
尾崎紅葉
吉川英治
永井荷風
芥川竜之介