“王者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わうじや40.0%
おうしゃ30.0%
わうしや20.0%
おうじゃ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしこに謙遜へりくだれる聖歌の作者きぬひきかゝげて亂れ舞ひつゝ恩惠めぐみうつはにさきだちゐたり、この時彼は王者わうじやに餘りて足らざりき 六四—六六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
モードレッドは、王に向って会釈せるかしらもたげて、そこ力のある声にていう。「罪あるを罰するは王者おうしゃの事か」
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
天下てんか(一一)重器ちようき王者わうしや(一二)大統たいとう天下てんかつたふるかくごときのかたきをしめしたるなりしかるに(一三)ものいは
がつ赫灼かくしゃくたる太陽たいようもとで、まつは、この曠野こうや王者おうじゃのごとく、ひとりそびえていました。
曠野 (新字新仮名) / 小川未明(著)