“傳”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
つた77.4%
でん7.1%
つたは6.0%
2.4%
つて2.4%
づた1.2%
つたへ1.2%
1.2%
1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それとに、人麿だとへられてゐないもので、のためにつてつた、この非常にたくさんあるようにおもひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
立木觀音で艇を出でゝ、立木をきざんだ本尊の古拙ではあるが面白い像を見、勝道上人の所持であつたといふ刀子だの錫杖だのを見た。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
戸外の物音は車の響、人の聲から木の葉のそよぎまでが自由につて來るし、家人は何時でも勝手に、何の會釋もなく襖を引開ける。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
にとりつからぬおけなしとて三こびしとたへならぬ取次ことしければ此文はりて歸宅すべしとて懷中いれつゝこそと
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すなはちその檝執れる者に問ひたまはく、「この山に怒れる大猪ありとに聞けり。吾その猪を取らむと思ふを、もしその猪を獲むや」
彼方きませう」とつて、して、廊下ひにさな書齋つた。其所には棕梠いたな、きなが五ばかりつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
手向候者一人も是なし拙僧宗旨の儀は親鸞上人よりの申にて無縁に相成候へは日には自坊より香花手向佛前に於て回向仕つり候なりと元より墓標
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
風采、千破矢家のたるに足る竜川守膳が、顔の色を変えて血眼になって、その捜索を、府下における区々の警察に頼み聞えると、両国回向院のかの鼠小憎の墓前に、居眠をしていた小憎があった。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
?。』とはず立止つてすと、一種無人島ひきや、何處ともなく、トン、トン、カン、カン、とで、とが戞合つてるやうな