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でん
ふりがな文庫
“でん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
デン
語句
割合
伝
37.5%
殿
29.2%
田
11.1%
傳
9.7%
電
8.3%
甸
1.4%
粘
1.4%
臀
1.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝
(逆引き)
清濁
(
せいだく
)
あわせ
呑
(
の
)
む、という筆法で、
蜂須賀小六
(
はちすかころく
)
の一族をも、その
伝
(
でん
)
で利用した秀吉が、呂宋兵衛に目をつけたのもとうぜんである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
でん(伝)の例文をもっと
(27作品)
見る
殿
(逆引き)
此大墓石の
傍
(
かたはら
)
に小い墓が二基ある。戒名の院の下には
殿
(
でん
)
の字を添へ、居士の上には大の字を添へた
厳
(
いかめ
)
しさが、粗末な小さい石に調和せぬので、異様に感ぜられる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
でん(殿)の例文をもっと
(21作品)
見る
田
(逆引き)
「それよ。
女性
(
にょしょう
)
すら、そう思うか。新田ノ庄はわが家の祖が
拓
(
ひら
)
いたもの。北条殿の
御代
(
ぎょだい
)
以来は、一
田
(
でん
)
の領土も貰ってはいない」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
でん(田)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
傳
(逆引き)
第
(
だい
)
二には、
偉
(
えら
)
い
婦人
(
ふじん
)
の
傳記
(
でんき
)
である。
從來
(
じうらい
)
、
婦人
(
ふじん
)
の
讀物
(
よみもの
)
といへば、ジヤン・ダーク
傳
(
でん
)
とか、ナイチンゲール
傳
(
でん
)
とか、さういふものを
推薦
(
すゐせん
)
する
人
(
ひと
)
も
少
(
すくな
)
くない。
読書の態度
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
でん(傳)の例文をもっと
(7作品)
見る
電
(逆引き)
今は恐ろしき沈黙はすでにとく破れて、雷鳴り
電
(
でん
)
ひらめき
黒風
(
こくふう
)
吹き
白雨
(
はくう
)
ほとばしる
真中
(
まなか
)
に立てる浪子は、ただ身を
賭
(
と
)
して早く風雨の
重囲
(
ちょうい
)
を通り過ぎなんと思うのみ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
でん(電)の例文をもっと
(6作品)
見る
甸
(逆引き)
野性は
驕
(
おご
)
るに早い。そして従前の敗北はすぐ忘れている。それに新しく連邦九十三
甸
(
でん
)
の加勢を得ているので、闘志満々だった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蛮邦八境九十三
甸
(
でん
)
の各
洞長
(
どうちょう
)
へ向って、彼は
檄
(
げき
)
を飛ばし、使いを馳せ、かつ金銀や栄位を贈って、こう触れ廻した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
でん(甸)の例文をもっと
(1作品)
見る
粘
(逆引き)
一陣の
罡風
(
こうふう
)
送春を断す 名花空しく路傍の塵に委す
雲鬟
(
うんかん
)
影を吹いて緑地に
粘
(
でん
)
す 血雨声無く紅巾に
沁
(
し
)
む 命薄く刀下の鬼となるを甘んずるも 情は深くして
豈
(
あに
)
意中の人を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
でん(粘)の例文をもっと
(1作品)
見る
臀
(逆引き)
マアガレットは湯槽の細くなっている方の底へ鼻を押しつけて、
臀
(
でん
)
部を湯の上へ突き出して、ちょうど回教徒の礼拝のような
恰好
(
かっこう
)
で死んでいた。
浴槽の花嫁
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
でん(臀)の例文をもっと
(1作品)
見る
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