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重囲
ふりがな文庫
“重囲”のいろいろな読み方と例文
旧字:
重圍
読み方
割合
じゅうい
83.3%
ちょうい
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅうい
(逆引き)
醤買石は、生命からがら、
怒濤
(
どとう
)
のような敵の
重囲
(
じゅうい
)
を切りぬけて、ビルマ・ルートへ逃げこむという騒ぎを演じた。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鉄火
(
てっか
)
とはいえ、女の手だけでどうしてあの
重囲
(
じゅうい
)
を切り抜けて、ここにこうして、今つづみの与吉を、なかば
色仕掛
(
いろじかけ
)
で柔らかい
捕虜
(
とりこ
)
にしようとしているのであろう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
重囲(じゅうい)の例文をもっと
(5作品)
見る
ちょうい
(逆引き)
西京丸また危険をのがれて圏外に去らんとし、敵前に残されし赤城は六百トンの小艦をもって独力奮闘
重囲
(
ちょうい
)
を
衝
(
つ
)
いて、比叡のあとをおわんとす。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
今は恐ろしき沈黙はすでにとく破れて、雷鳴り
電
(
でん
)
ひらめき
黒風
(
こくふう
)
吹き
白雨
(
はくう
)
ほとばしる
真中
(
まなか
)
に立てる浪子は、ただ身を
賭
(
と
)
して早く風雨の
重囲
(
ちょうい
)
を通り過ぎなんと思うのみ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
重囲(ちょうい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“重囲”の意味
《名詞》
何重にも周りを囲むこと。その囲み。
(出典:Wiktionary)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
“重囲”で始まる語句
重囲脱出
検索の候補
重囲脱出
“重囲”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
林不忘
江戸川乱歩
夏目漱石
吉川英治
海野十三