“つたは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
53.3%
40.0%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露西亜ロシア人、または名も知らない島々から漂着したり帰化したりした異邦人の末とは違ひ、その血統はむかしの武士の落人おちうどからつたはつたもの、貧苦こそすれ
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
芝居しばゐ土間どま煙草たばこつて、他人たにんたもとがしたものも、打首うちくびになるといふうはさつたはつたときは、皆々みな/\あをくなつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
朕又別に金字もて金光明最勝王経をならひ写して塔毎に各一部を置か令む。こひねがふ所は聖法しやうはふの盛なること天地と共に永くつたはり、擁護の恩幽明ゆみやうかがふりて恒に満ちむことなり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)