“甸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でん50.0%
てん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野性はおごるに早い。そして従前の敗北はすぐ忘れている。それに新しく連邦九十三でんの加勢を得ているので、闘志満々だった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蛮邦八境九十三でんの各洞長どうちょうへ向って、彼はげきを飛ばし、使いを馳せ、かつ金銀や栄位を贈って、こう触れ廻した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十一年てんに至りて還り、十二年易数を学びたもう。このとし永楽帝また塞外さくがいで、瓦剌オイラトを征したもう。皇太孫九龍口きゅうりゅうこうおいて危難に臨む。十三年建文帝衡山こうざんに遊ばせたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)