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塞外
ふりがな文庫
“塞外”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいがい
28.6%
さいぐわい
28.6%
さくがい
14.3%
さくぐわい
14.3%
そくぐわい
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいがい
(逆引き)
たちまち躍ったり跳ねたりし出したのはむしろ当然ではないであろうか? かつまた当時は
塞外
(
さいがい
)
の馬の必死に
交尾
(
こうび
)
を求めながら、
縦横
(
じゅうおう
)
に
駈
(
か
)
けまわる時期である。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
塞外(さいがい)の例文をもっと
(2作品)
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さいぐわい
(逆引き)
赤ちやけた殺風景な
山巒
(
さんらん
)
、寒い荒凉とした曠野、汚ない不潔な支那人の生活、
不味
(
まづ
)
いしつこい支那料理、時には何うしてこんな不愉快な
塞外
(
さいぐわい
)
の地にやつて来たらうと思ふやうなことも
度々
(
たび/\
)
あつたが
時子
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
塞外(さいぐわい)の例文をもっと
(2作品)
見る
さくがい
(逆引き)
然
(
しか
)
れども
塞外
(
さくがい
)
の事には意を用いること密にして、永楽八年以後、
数々
(
しばしば
)
漠北
(
ばくほく
)
を親征せしほどの帝の、
帖木児
(
チモル
)
東せんとするを聞きては、
奚
(
いずく
)
んぞ
能
(
よ
)
く
晏然
(
あんぜん
)
たらん。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
塞外(さくがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さくぐわい
(逆引き)
昔
(
むかし
)
支那
(
しな
)
において
塞外
(
さくぐわい
)
の
鮮卑族
(
せんひぞく
)
の一
種
(
しゆ
)
なる
拓拔氏
(
たくばつし
)
は
中國
(
ちうごく
)
に
侵入
(
しんにふ
)
し、
黄河流域
(
こうかりうゐき
)
の
全部
(
ぜんぶ
)
を
占領
(
せんれう
)
して
國
(
くに
)
を
魏
(
き
)
と
稱
(
せう
)
したが、
魏
(
き
)
は
漢民族
(
かんみんぞく
)
の
文化
(
ぶんくわ
)
に
溺惑
(
できわく
)
して、
自
(
みづか
)
ら
自國
(
じこく
)
の
風俗
(
ふうぞく
)
慣習
(
くわんしふ
)
をあらため、
胡語
(
こご
)
を
禁
(
きん
)
じ
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
塞外(さくぐわい)の例文をもっと
(1作品)
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そくぐわい
(逆引き)
Bは身につまされたといふやうな心持で、かうした蒙古風の吹き
荒
(
すさ
)
んでゐる
塞外
(
そくぐわい
)
の地に入つて行くH夫妻に同情した。
犬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
塞外(そくぐわい)の例文をもっと
(1作品)
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“塞外”の意味
《名詞》
塞外(さいがい)
塞の外。
中国において、万里の長城の外。国境よりも北側の地域。
(出典:Wiktionary)
塞
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“塞外”で始まる語句
塞外都尉
検索の候補
塞外都尉
支那塞外
“塞外”のふりがなが多い著者
伊東忠太
幸田露伴
田山録弥
田山花袋
吉川英治
宮沢賢治
芥川竜之介