トップ
>
奚
ふりがな文庫
“奚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なん
39.1%
いずく
17.4%
いづくん
17.4%
なに
13.0%
けい
4.3%
いずくん
4.3%
ケ
4.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なん
(逆引き)
知遇に
讐
(
むく
)
ゐん為には何物をも犠牲に供し得る人なり、彼
奚
(
なん
)
ぞ容易に父母の邦を棄得んや、容易に天下の浪士となり得んや
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
奚(なん)の例文をもっと
(9作品)
見る
いずく
(逆引き)
而して、今万物自然の理を得、其れ
奚
(
いずく
)
にぞ哀念かこれ有らん、と
云
(
い
)
える、
流石
(
さすが
)
に
孔孟仏老
(
こうもうぶつろう
)
の
教
(
おしえ
)
に
於
(
おい
)
て得るところあるの言なり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
奚(いずく)の例文をもっと
(4作品)
見る
いづくん
(逆引き)
是
豈
(
あに
)
明治の思想界を形容すべき絶好の辞に
非
(
あら
)
ずや。優々閑々たる幕府時代の文学史を修めて明治の文学史に入る者
奚
(
いづくん
)
ぞ目眩し
心悸
(
しんき
)
せざるを得んや。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
奚(いづくん)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
なに
(逆引き)
デモ持主は得意なもので、髭あり服あり我また
奚
(
なに
)
をか
覔
(
もと
)
めんと済した
顔色
(
がんしょく
)
で、火をくれた
木頭
(
もくず
)
と
反身
(
そっくりかえ
)
ッてお帰り遊ばす、イヤお
羨
(
うらやま
)
しいことだ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
奚(なに)の例文をもっと
(3作品)
見る
けい
(逆引き)
三、四年して
奚
(
けい
)
家はますます富んだ。三郎は学校に入った。
阿繊
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
奚(けい)の例文をもっと
(1作品)
見る
いずくん
(逆引き)
しかるに
奚
(
いずくん
)
ぞ知らん、彼が無難に何時間の試験を
経
(
へ
)
、その翌日もまたその翌日も無難に
経
(
へ
)
たことは、彼の学力のみによると思ったなら、大いに見当がちがっておりはしまいか。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
奚(いずくん)の例文をもっと
(1作品)
見る
ケ
(逆引き)
「サヤケク」は
浄
(
きよ
)
いという意味でありますから、これでよさそうでありますが、この「
奚
(
ケ
)
」は「さやけく」の「け」とは仮名の類が違います。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
奚(ケ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“奚”の解説
奚(けい、拼音:Xī)は、4世紀から10世紀頃までモンゴル高原東部から中国東北部にあるラオハムレン(老哈河、遼河の源流)流域とシラムレン(遼河の支流)流域に存在していた遊牧民族。初めは庫莫奚(こまくけい、Qu(o)mâġ-ġay、Kùmò xī)と呼ばれていた。『ホショ・ツァイダム碑文』(オルホン碑文)では、(Ttbi:Tatabï、タタビ)と記されている。
(出典:Wikipedia)
奚
漢検1級
部首:⼤
10画
“奚”を含む語句
奚疑塾
奚奴
奚侯城
奚山
奚為
里奚
“奚”のふりがなが多い著者
山路愛山
橋本進吉
徳富蘇峰
河上肇
二葉亭四迷
蒲 松齢
新渡戸稲造
作者不詳
南方熊楠
泉鏡太郎