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いずくん
ふりがな文庫
“いずくん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
安
33.3%
焉
33.3%
何
11.1%
奚
11.1%
寧
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安
(逆引き)
其の胆の小なる
芥子
(
けし
)
の如く其の心の弱きこと芋殻の如し、さほどに貧乏が苦しくば、
安
(
いずくん
)
ぞ其始め
彫闈
(
ちょうい
)
錦帳の中に生れ来らざりし。破壁残軒の下に生を
享
(
う
)
けてパンを
咬
(
か
)
み水を飲む身も天ならずや。
おばけずきのいわれ少々と処女作
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いずくん(安)の例文をもっと
(3作品)
見る
焉
(逆引き)
床下を全部コンクリートにして湿気を避け
終
(
おお
)
せたりと安心していると、
焉
(
いずくん
)
ぞ知らん、湿気が全部上へあがって床板や畳がじくじくになってしまうのと、全く
軌
(
き
)
を
一
(
いつ
)
にする失敗である。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
いずくん(焉)の例文をもっと
(3作品)
見る
何
(逆引き)
「然る処、氏直天道の正理に
背
(
そむ
)
き、帝都に対して奸謀を企つ。
何
(
いずくん
)
ぞ天罰を蒙らざらんや。古諺に曰く、巧詐は拙誠に如かずと。所詮普天の下勅命に逆ふ
輩
(
ともがら
)
は、早く
誅伐
(
ちゅうばつ
)
を加へざるべからず云々」
小田原陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
いずくん(何)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
奚
(逆引き)
しかるに
奚
(
いずくん
)
ぞ知らん、彼が無難に何時間の試験を
経
(
へ
)
、その翌日もまたその翌日も無難に
経
(
へ
)
たことは、彼の学力のみによると思ったなら、大いに見当がちがっておりはしまいか。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
いずくん(奚)の例文をもっと
(1作品)
見る
寧
(逆引き)
余ヤ
土陽僻陬
(
どようへきすう
)
ノ郷ニ生レ幼時早ク我父母ヲ
喪
(
うしな
)
ヒ後初メテ学ノ門ニ入リ好ンデ草木ノ事ヲ
攻
(
おさ
)
メ
復
(
また
)
歳華
(
さいか
)
ノ改マルヲ知ラズ其間斯学ノタメニハ我父祖ノ業ヲ廃シ我
世襲
(
せしゅう
)
ノ産ヲ傾ケ今ハ既ニ貧富地ヲ
易
(
か
)
ヘ
疇昔
(
ちゅうせき
)
ノ
煖飽
(
だんぽう
)
ハ亦
何
(
いず
)
レノ辺ニカ在ル
蟋蟀
(
こおろぎ
)
鳴キテ妻子ハ其衣ノ薄キヲ訴ヘ
米櫃
(
べいき
)
乏ヲ告ゲテ
釜中
(
ふちゅう
)
時ニ魚ヲ生ズ心情紛々
寧
(
いずくん
)
ゾ俗塵ノ外ニ
超然
(
ちょうぜん
)
タルヲ
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
いずくん(寧)の例文をもっと
(1作品)
見る
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