トップ
>
焉
ふりがな文庫
“焉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いずく
35.7%
えん
23.8%
いづく
14.3%
いづくん
7.1%
いずくん
7.1%
これ
4.8%
いず
4.8%
な
2.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずく
(逆引き)
夕月淡く柳がくれの招き
行燈
(
あんど
)
に飛ぶ
禽
(
とり
)
落とす三遊亭圓朝が一枚看板、八丁荒しの大御所とて、
焉
(
いずく
)
んぞ
沙弥
(
しゃみ
)
より長老たり得べけむや。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
焉(いずく)の例文をもっと
(15作品)
見る
えん
(逆引き)
にもかかわらず、派手な寝まきすがたの萩乃は、この大騒動をわれ関せず
焉
(
えん
)
と、ぼんやり床のうえにすわって、もの思いにふけっているのだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
焉(えん)の例文をもっと
(10作品)
見る
いづく
(逆引き)
然れども吾人、
豈
(
あに
)
偏狭
自
(
みづか
)
ら甘んぜんや、凡そ道義を唱へ、
正心
(
せいしん
)
を尊ぶもの、釈にも儒にもあれ、吾人
焉
(
いづく
)
んぞ喜んで袂を連ねざらんや。
「平和」発行之辞
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
焉(いづく)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
いづくん
(逆引き)
焉
(
いづくん
)
ぞ活動飛舞の精神的革命を行ふを得ん、さなきだに御祭主義なる日本人を促して教会を建て、「オルガン」を買ひ
英雄論:明治廿三年十一月十日静岡劇塲若竹座に於て演説草稿
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
焉(いづくん)の例文をもっと
(3作品)
見る
いずくん
(逆引き)
時々三味線の爪弾きなどしてゐるから、僕のところへ遊びにくる友人は階下に美人がゐると思つて羨しがつたりしたが、
焉
(
いずくん
)
ぞ知らん髯武者である。
市井閑談
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
焉(いずくん)の例文をもっと
(3作品)
見る
これ
(逆引き)
ソノ安キト否トハ国運ノ由ツテ以テ隆替スル所ナリ。朕ガ身ハ億兆ノ父母ナリ。
夙夜
(
しゅくや
)
怵惕
(
じゅってき
)
ス。汝ラソレ
焉
(
これ
)
ヲ体セヨト。アヽ皇上ノ民ヲ憂フルノ深キコト
此
(
か
)
クノ如シ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
焉(これ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いず
(逆引き)
或ひと曰く、
雍
(
よう
)
や仁にして
佞
(
ねい
)
ならずと。子曰く、
焉
(
いず
)
くんぞ佞を用いん。人に
禦
(
あた
)
るに口給を以てし、しばしば人に憎まる。其の仁なるを知らず、焉くんぞ佞を用いん。——公冶長篇——
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
焉(いず)の例文をもっと
(2作品)
見る
な
(逆引き)
孔子対えて曰く、子、政を為すに
焉
(
な
)
んぞ殺すことを用いん、子、善を欲せば
而
(
すなわ
)
ち民善からん、君子の徳は風なり、小人の徳は草なり、草はこれに風を
上
(
くわ
)
(加)うるとき必ず
偃
(
ふ
)
す。(同、一九)
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
焉(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
焉
漢検1級
部首:⽕
11画
“焉”を含む語句
終焉
不関焉
忽焉
慊焉
少焉
終焉記
吾不関焉
掲焉
溘焉
炳焉
烏亭焉馬
終焉地
焉馬
在焉
劉焉
御終焉
邈焉
日月相推而明生焉
漠焉
済々焉
...
“焉”のふりがなが多い著者
山路愛山
下村湖人
ヴィクトル・ユゴー
内村鑑三
岩野泡鳴
ロマン・ロラン
作者不詳
新渡戸稲造
南方熊楠
高浜虚子