“雍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よう50.0%
しとやか16.7%
しとや16.7%
みか16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さもあらば、蜀勢はまた雍(よう)・郿(び)の二郡へ攻めかかるだろう。張郃、足下(そっか)はこの長安を守れ、われは郿城(びじょう)を固め、雍城(ようじょう)へは孫礼をやって防がせよう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は殆(ほとん)ど我家に帰り来(きた)れると見ゆる態度にて、傱々(つかつか)と寄りて戸を啓(あ)けんとしたれど、啓かざりければ、かの雍(しとやか)に緩(ゆる)しと謂ふ声して
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
雍(しとや)かに紙門(ふすま)を押啓(おしひら)きて出来(いできた)れるを、誰(たれ)かと見れば満枝なり。彼如何(いか)なれば不躾(ぶしつけ)にもこの席には顕(あらは)れけん、と打駭(うちおどろ)ける主(あるじ)よりも、荒尾が心の中こそ更に匹(たぐ)ふべくもあらざるなりけれ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
雍(みか)の原では、山女魚を追った。筑波のみなの川では、はやを試みた。
水の遍路 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)