“雍州”の読み方と例文
読み方割合
ようしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魏の李恵りけい雍州ようしゅうに刺史たり、薪を負う者と塩を負う者とあり。同じくたんゆるめて樹蔭に憩う。まさに行かんとして一羊皮を争う。各〻背せなける物と言う。恵がいわく、これ甚だ弁じ易しと。
それの実現を見たのは、延凞えんき十年の秋である。は、雍州ようしゅうへ攻め入った。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)