トップ
>
傱々
ふりがな文庫
“傱々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つかつか
50.0%
づかづか
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかつか
(逆引き)
彼は
殆
(
ほとん
)
ど我家に帰り
来
(
きた
)
れると見ゆる態度にて、
傱々
(
つかつか
)
と寄りて戸を
啓
(
あ
)
けんとしたれど、啓かざりければ、かの
雍
(
しとやか
)
に
緩
(
ゆる
)
しと謂ふ声して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼は
遽
(
にはか
)
に心着きて
履物
(
はきもの
)
を
検
(
あらた
)
め来んとて起ちけるに、
踵
(
つ
)
いで起てる満枝の
庭前
(
にはさき
)
の縁に出づると見れば、
傱々
(
つかつか
)
と行きて
子亭
(
はなれ
)
の入口に
顕
(
あらは
)
れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
傱々(つかつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
づかづか
(逆引き)
勝手を知れる客なれば
傱々
(
づかづか
)
と長四畳を通りて行く跡に、妻は小声になりて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
傱々(づかづか)の例文をもっと
(1作品)
見る
傱
部首:⼈
13画
々
3画