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しとや
ふりがな文庫
“しとや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
淑
73.0%
嫻
8.1%
温雅
5.4%
雍
2.7%
優
2.7%
優雅
2.7%
温柔
2.7%
雅
2.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淑
(逆引き)
なにしろ
淑
(
しとや
)
かで底がしっかりもので恵み深い夫人だったそうですから。ではなぜ父がわたくしの母のようなものを別に持ったのでしょうか。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
しとや(淑)の例文をもっと
(27作品)
見る
嫻
(逆引き)
それに折屈みが何処か節度にかなつてゐて、お茶や花ぐらゐは心得てゐさうに
嫻
(
しとや
)
かであつた。
倒れた花瓶
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
しとや(嫻)の例文をもっと
(3作品)
見る
温雅
(逆引き)
女学校出とは思はれぬ様な
温雅
(
しとや
)
かな娘で、絶え/″\な声を出して讃美歌を歌つてゐる事などがあつた。学校では大分宗教的な教育を享けたらしい。
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しとや(温雅)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
雍
(逆引き)
雍
(
しとや
)
かに
紙門
(
ふすま
)
を
押啓
(
おしひら
)
きて
出来
(
いできた
)
れるを、
誰
(
たれ
)
かと見れば満枝なり。彼
如何
(
いか
)
なれば
不躾
(
ぶしつけ
)
にもこの席には
顕
(
あらは
)
れけん、と
打駭
(
うちおどろ
)
ける
主
(
あるじ
)
よりも、荒尾が心の中こそ更に
匹
(
たぐ
)
ふべくもあらざるなりけれ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
満枝は心に
少
(
すこ
)
く
慌
(
あわ
)
てたれど、さしも
顕
(
あらは
)
さで、
雍
(
しとや
)
かに小腰を
屈
(
かが
)
めて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しとや(雍)の例文をもっと
(1作品)
見る
優
(逆引き)
貂蝉は、客のほうへ、わずかに眼を向けて、
優
(
しとや
)
かにあいさつした。
雲鬢
(
うんぴん
)
重たげに、呂布の眼を
羞恥
(
はじ
)
らいながら、王允の蔭へ、隠れてしまいたそうにすり寄っている。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しとや(優)の例文をもっと
(1作品)
見る
優雅
(逆引き)
花世のあの
優雅
(
しとや
)
かな女らしさとは相違して、どこか
猛々
(
たけだけ
)
しく、気持も非常に強いらしい。しかもこの女特有な
頭脳
(
あたま
)
のよい明敏さもまた、そのキビキビした言葉つきによく出ている。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しとや(優雅)の例文をもっと
(1作品)
見る
温柔
(逆引き)
之を機会に梅子は
椅子
(
いす
)
を離れつ「失礼」と
一揖
(
いちいふ
)
して
温柔
(
しとや
)
かに出で行けり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
しとや(温柔)の例文をもっと
(1作品)
見る
雅
(逆引き)
清子は茶を
薦
(
すす
)
め菓子を薦めつゝ唯
雅
(
しとや
)
かに、口数は少なかつた。そして男の顔を真面には
得見
(
えみ
)
なかつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しとや(雅)の例文をもっと
(1作品)
見る
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おとな
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