札幌さっぽろ
半生を放浪の間に送つて来た私には、折にふれてしみ/″\思出される土地の多い中に、札幌の二週間ほど、慌しい様な懐しい記憶を私の心に残した土地は無い。あの大きい田舎町めいた、道幅の広い、物静かな、木立の多い、洋風擬ひの家屋の離れ/″\に列んだ— …
作品に特徴的な語句
ひとオ したた 中央ただなか 確乎ちやん いい ものぐ うち いぢく ふう 挙動やうす 紹介ひきあは ところ 一夜ひとばん あた 漸々やうやう ところ 真直ましぐら 緩々のろのろ 始終しよつちゆう 家屋うち なだ 此方こち さう よそ きり ほん よそ 内儀かみさん 喋舌しやべり 此方こつち きま おとな 豌豆ゑんだう ひと いつも せん 先方むかう 其麽どんな いいえ 場所ところ つま 奈何どう 小便おしつこ 帰途かへり 彼処あそこ 打突ぶつか 此間こなひだ くすぶ 臭気にほひ 落胆がつかり みんな だま 遂々たうたう 阿母おつか 了解のみこ 先刻さつき 凝乎じつ なあ 土地ところ 土産みや 室借へやが 彼地あちら 手頼たより 未見みち 淡白きさく 温雅しとや 灌木くわんぼく 牽引ひきつ 狂人きちがひ 痙攣ひきつ 眇目めつかち 真箇ほんと 確乎しつかり 箇処ところ しま 茫然ぼんやり 蕭条せうでう 被入いらつしや あが 以前もと 仮寝うたたね 仮屋かりや 何時いつ 何有なあに 光景ありさま その 其辺そこら 其麽そんな 冷評ひやか
題名が同じ作品
札幌 (旧字旧仮名)石川啄木 (著)