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遂々
ふりがな文庫
“遂々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とうとう
66.7%
とう/\
23.5%
たうたう
6.2%
つい/\
2.5%
たうとう
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうとう
(逆引き)
遂々
(
とうとう
)
お怪我までなすって、書記生さんの白石さんが馳けつけて来なかったら、どんな事になったか分りませんでしたそうでございます。
機密の魅惑
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
遂々(とうとう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とう/\
(逆引き)
ともかくあの鸚鵡は、それから一年あまり、F一家が帰国する迄私の目ざわりだつたが、
遂々
(
とう/\
)
人間の言葉を唯の一言も覚えなかつた。
鸚鵡の思ひ出
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
遂々(とう/\)の例文をもっと
(19作品)
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たうたう
(逆引き)
残部
(
あと
)
は二三日と云つたのが、
遂々
(
たうたう
)
十日も延びたので、下宿のアノ主婦が少し心配して居つた外、これぞと云ふ事も思出せなかつた。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
遂々(たうたう)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
つい/\
(逆引き)
市「これは殿さま、其の
後
(
のち
)
は誠に御無沙汰を致しやした、ちょいと上らねえばなんねえが、
遂々
(
つい/\
)
御無沙汰になりまして相済みません」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
遂々(つい/\)の例文をもっと
(2作品)
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たうとう
(逆引き)
そうして演劇をするについては一生懸命だつた。みのるは
遂々
(
たうとう
)
この録子に負けてしまつた。そうして其役を捨てると云ふ事を行田に話した。みのるはその時泣いてゐた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
遂々(たうとう)の例文をもっと
(1作品)
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遂
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
々
3画
“遂”で始まる語句
遂
遂行
遂事
遂得
遂次
遂良
遂高
“遂々”のふりがなが多い著者
大倉燁子
三遊亭円朝
徳永直
葉山嘉樹
石川啄木
近松秋江
国枝史郎
伊藤野枝
岡本かの子
江見水蔭