“遂々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうとう66.7%
とう/\23.5%
たうたう6.2%
つい/\2.5%
たうとう1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遂々お怪我までなすって、書記生さんの白石さんが馳けつけて来なかったら、どんな事になったか分りませんでしたそうでございます。
機密の魅惑 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
ともかくあの鸚鵡は、それから一年あまり、F一家が帰国する迄私の目ざわりだつたが、遂々人間の言葉を唯の一言も覚えなかつた。
鸚鵡の思ひ出 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
残部は二三日と云つたのが、遂々十日も延びたので、下宿のアノ主婦が少し心配して居つた外、これぞと云ふ事も思出せなかつた。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
市「これは殿さま、其のは誠に御無沙汰を致しやした、ちょいと上らねえばなんねえが、遂々御無沙汰になりまして相済みません」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そうして演劇をするについては一生懸命だつた。みのるは遂々この録子に負けてしまつた。そうして其役を捨てると云ふ事を行田に話した。みのるはその時泣いてゐた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)