“たうとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
到頭94.7%
遂々5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
與吉(よきち)の眞面目(まじめ)なのに釣込(つりこ)まれて、笑(わら)ふことの出來(でき)なかつたお品(しな)は、到頭(たうとう)骨(ほね)のある豆腐(とうふ)の注文(ちうもん)を笑(わら)はずに聞(き)き濟(す)ました、そして眞顏(まがほ)で尋(たづ)ねた。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「これも今(いま)となつてみれば、何(な)んでもない。船(ふね)から海(うみ)へ棄(す)てようかと思(おも)つたけれど、到頭(たうとう)また日本(にほん)へ持(も)つて帰(かへ)つた。」
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
そうして演劇をするについては一生懸命だつた。みのるは遂々(たうとう)この録子に負けてしまつた。そうして其役を捨てると云ふ事を行田に話した。みのるはその時泣いてゐた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)