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何有
ふりがな文庫
“何有”の読み方と例文
読み方
割合
なあに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なあに
(逆引き)
「
何有
(
なあに
)
、これで
可
(
い
)
いさ、
澤山
(
たくさん
)
だ。何うにか
辛抱
(
しんぼう
)
の出来んこともあるまい。人間は、肉は喰はなくつても活きてゐられる動物よ。」
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
『
其麽
(
そんな
)
声で言ふと聞えるよ。
何有
(
なあに
)
、道庁の学務課へ出てゐる小役人だがね。昔から壁に耳ありで、
其麽
(
どんな
)
処から計画が破れるか知れないから
喃
(
なあ
)
。』
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
常の湯村はたゞ
鷹揚
(
おうやう
)
に、「
何有
(
なあに
)
、喰べる位の事なら何時まで居ても好い、ユツクリ勤口を探すさ。」
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
何有(なあに)の例文をもっと
(15作品)
見る
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“何”で始まる語句
何
何処
何時
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何人
何方
何卒
何處
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検索の候補
無何有
無何有郷
如何有哉
斯有何楽
無何有郷裡
“何有”のふりがなが多い著者
三島霜川
石川啄木