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『倒れた花瓶』
ふりがな文庫
『
倒れた花瓶
(
たおれたかびん
)
』
ステーシヨン前の旅館から、新聞社の人達によつて案内されて来たその宿は、氷川の趣味性から言つて、ちよつと気持の好いものであつた。それは其の宿屋が、近代式旅館と言ふには少し古風であつたと同時に、かいなでの田舎の旅籠屋とちがつた、古い都会らしい趣 …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸春秋 第四年第一号」1926(大正15)年1月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
直
(
ぴつた
)
嫻
(
しとや
)
姿振
(
なりふり
)
怳
(
とぼ
)
離房
(
はなれ
)