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溘焉
ふりがな文庫
“溘焉”の読み方と例文
読み方
割合
こうえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうえん
(逆引き)
その結果、出来た図は八十枚程あるが、不幸その後中村先生は、
二豎
(
にじゅ
)
の冒すところとなり、大正十三年二月二十一日
溘焉
(
こうえん
)
として長逝された。
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
倔強
(
くっきょう
)
の車夫を呼び腕車に乗じ、ただちに旅亭を辞し、時刻を移さずして帰省し、父の病を
訪
(
と
)
わんとすれば、
溘焉
(
こうえん
)
としてすでに逝き、また浮き世の人にあらず。
妖怪報告
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
九月二十八日、ついに肺炎を併発し、二日の後
溘焉
(
こうえん
)
として永眠せられたのであります。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
溘焉(こうえん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“溘焉”の意味
《形容動詞》
(人の死などが)急なさま。ぽっくり逝くさま。
(出典:Wiktionary)
溘
漢検1級
部首:⽔
13画
焉
漢検1級
部首:⽕
11画
“溘”で始まる語句
溘然
“溘焉”のふりがなが多い著者
久保栄
橘外男
牧野富太郎
井上円了