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溘然
ふりがな文庫
“溘然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かふぜん
75.0%
こうぜん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かふぜん
(逆引き)
かうして、古今に
倫
(
りん
)
を絶した俳諧の大宗匠、芭蕉庵松尾
桃青
(
たうせい
)
は、「悲歎かぎりなき」門弟たちに囲まれた儘、
溘然
(
かふぜん
)
として
属纊
(
しよくくわう
)
に就いたのである。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
盛なる友誼と盛なる師弟の恩義と盛なる社交の空気との中に
溘然
(
かふぜん
)
としてこの世を去つて行つた。
尾崎紅葉とその作品
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
溘然(かふぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
こうぜん
(逆引き)
という辞世の一句も哀れや六十一歳を
一期
(
いちご
)
として
溘然
(
こうぜん
)
この世を去られた。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
溘然(こうぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
溘
漢検1級
部首:⽔
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“溘”で始まる語句
溘焉
“溘然”のふりがなが多い著者
田山録弥
森鴎外
永井荷風
田山花袋
芥川竜之介