“一期”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちご98.4%
イチゴ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見よがしの殊勲(てがら)は、すでに殊勲にてはなきぞ。八幡照覧、信長の眼前、ただきょうを一期(いちご)と無我無性(むがむしょう)に働く者ぞ真(まこと)の織田武士なれ
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとい六波羅蜜(ろくはらみつ)を修し、五戒を守っても、頭の中の妄想が一期(いちご)の障りとなって、まろは永劫に、輪廻の世界から逃れる事は出来ないだろう。
二人の稚児 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
夫(ソレ)人間(ニンゲン)ノ浮生(フジヤウ)ナル相(サウ)ヲツラツラ觀(クワン)ズルニ、オホヨソハカナキモノハ、コノ世(ヨ)ノ始(シ)中(チユウ)終(ジユウ)マボロシノゴトクナル一期(イチゴ)ナリ、——てれくさくて讀まれるものか。べつなのを讀みませう。
陰火 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)