“焉馬”の読み方と例文
読み方割合
えんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸町與力のせがれ山崎賞次郎が焉馬えんばの名を襲いだのは、文政十一年だと云ふことで、月日は不詳である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
向島むかうじま武蔵屋むさしや落語らくごくわい権三ごんざますと、四方よも大人うしふでにみしらせ、おのれ焉馬えんば判者はんじやになれよと、狂歌きやうかの友どち一ぴやく余人よにん戯作げさくの口を開けば、遠からん者は長崎ながさきから強飯こはめしはなし、近くば
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
役者此手嘉志波やくしゃこのてかしわ 二冊 焉馬えんば撰 享和三年板
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)