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余人
ふりがな文庫
“余人”のいろいろな読み方と例文
旧字:
餘人
読み方
割合
よじん
84.2%
よにん
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よじん
(逆引き)
けれど、藤夜叉との
秘
(
ひそ
)
か
事
(
ごと
)
も、
余人
(
よじん
)
ならぬ右馬介一人の胸にたたまれているぶんにはと、そこは腹心の郎党のよさ、ひそかに
多寡
(
たか
)
はくくられる。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
余人
(
よじん
)
ならばともかくも、日頃から兄の悪友と睨んでいる半九郎の仲裁を、源三郎は素直に承知する筈はなかった。
鳥辺山心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
余人(よじん)の例文をもっと
(16作品)
見る
よにん
(逆引き)
下谷
(
したや
)
谷中
(
やなか
)
の
片
(
かた
)
ほとり、
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)
の
境内
(
けいだい
)
に、
行燈
(
あんどん
)
懸
(
か
)
けた十一
軒
(
けん
)
の
水茶屋娘
(
みずちゃやむすめ
)
が、三十
余人
(
よにん
)
束
(
たば
)
になろうが、
縹緻
(
きりょう
)
はおろか、
眉
(
まゆ
)
一つ
及
(
およ
)
ぶ
者
(
もの
)
がないという、
当時
(
とうじ
)
鈴木春信
(
すずきはるのぶ
)
が一
枚刷
(
まいずり
)
の
錦絵
(
にしきえ
)
から
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
向島
(
むかうじま
)
の
武蔵屋
(
むさしや
)
に
落語
(
らくご
)
の
会
(
くわい
)
が
権三
(
ごんざ
)
り
升
(
ます
)
と、
四方
(
よも
)
の
大人
(
うし
)
の
筆
(
ふで
)
にみしらせ、おのれ
焉馬
(
えんば
)
を
判者
(
はんじや
)
になれよと、
狂歌
(
きやうか
)
の友どち一
百
(
ぴやく
)
余人
(
よにん
)
、
戯作
(
げさく
)
の口を開けば、遠からん者は
長崎
(
ながさき
)
から
強飯
(
こはめし
)
の
咄
(
はなし
)
、近くば
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
余人(よにん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“余人”の意味
《名詞》
余人(よじん)
他の人。指し示す人以外の人。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目
検索の候補
余所人
万人余
“余人”のふりがなが多い著者
テオフィル・ゴーチェ
邦枝完二
三遊亭円朝
吉川英治
海野十三
中里介山
谷崎潤一郎
岡本綺堂