“余所行”のいろいろな読み方と例文
旧字:餘所行
読み方割合
よそゆき54.5%
よそゆ45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃から見ると私も大分大人になっていました。けれどもまだ自分で余所行の着物を拵えるというほどの分別は出なかったのです。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
片腕ッていう処だが、紋床の役介者は親方の両腕だ、身に染みて遣りゃ余所行天窓を頼まれるッて言っていたものがあるよ、どうだい。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
んながらこう見えても、余所行きの情婦があるぜ。待合へ来て見繕いでえるような、べらぼうな長生をするもんかい。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二階い上って大急ぎで箪笥の中からいの着物や何やかんやと、夫が余所行きの時着る絹セルの単衣と羽織とりの三尺とを出して、風呂敷に包んで
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)