“終焉地”の読み方と例文
読み方割合
しゅうえんち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
類人猿が、じぶんを埋葬にくる悲愁の終焉地だと思うと、私はその壁を無性にかきした。すると、その響きにつれてどっと雪崩れる。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いつかも、この欄で、書いたことだが、安徳帝の終焉地とか、遺蹟伝説を持つ地方は、日本中にどれほどあるか分からない。つぶさに数えたら何十個所か知れないほどだ。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たった今の陰惨な人生の終焉地から、思い出の決して快いものでない昔馴染に送られて、罪と罰とのかたまりを見せつけられるような道づれよりは、ここに華やかな唐代の貴公子の誘惑をることが
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)