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覔
ふりがな文庫
“覔”の読み方と例文
読み方
割合
もと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もと
(逆引き)
デモ持主は得意なもので、髭あり服あり我また
奚
(
なに
)
をか
覔
(
もと
)
めんと済した
顔色
(
がんしょく
)
で、火をくれた
木頭
(
もくず
)
と
反身
(
そっくりかえ
)
ッてお帰り遊ばす、イヤお
羨
(
うらやま
)
しいことだ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
仏教の
干渉
(
かんしょう
)
介助
(
かいじょ
)
が始まってこの作法のやや
弛
(
ゆる
)
んだ頃に、すなわちかの多くの水の神が妻を
覔
(
もと
)
める話は起ったのであろう。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上郷
(
かみごう
)
村の熊という男、友人とともに雪の日に六角牛に狩に行き谷深く入りしに、熊の足跡を見出でたれば、
手分
(
てわけ
)
してその跡を
覔
(
もと
)
め、自分は峯の方を行きしに、とある岩の
陰
(
かげ
)
より大なる熊此方を見る。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
覔(もと)の例文をもっと
(3作品)
見る
覔
部首:⾒
11画
“覔”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
柳田国男