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漠北
ふりがな文庫
“漠北”の読み方と例文
読み方
割合
ばくほく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばくほく
(逆引き)
漠北
(
ばくほく
)
からの使者が来て李陵の軍の健在を伝えたとき、さすがは名将
李広
(
りこう
)
の孫と李陵の孤軍奮闘を
讃
(
たた
)
えたのもまた同じ連中ではないのか。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
然
(
しか
)
れども
塞外
(
さくがい
)
の事には意を用いること密にして、永楽八年以後、
数々
(
しばしば
)
漠北
(
ばくほく
)
を親征せしほどの帝の、
帖木児
(
チモル
)
東せんとするを聞きては、
奚
(
いずく
)
んぞ
能
(
よ
)
く
晏然
(
あんぜん
)
たらん。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
蓋
(
けだ
)
し
此
(
この
)
時に当って、元の
余孽
(
よけつ
)
猶
(
なお
)
所在に存し、
漠北
(
ばくほく
)
は論無く、
西陲南裔
(
せいすいなんえい
)
、
亦
(
また
)
尽
(
ことごと
)
くは
明
(
みん
)
の
化
(
か
)
に
順
(
したが
)
わず、
野火
(
やか
)
焼けども尽きず、春風吹いて亦生ぜんとするの
勢
(
いきおい
)
あり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
漠北(ばくほく)の例文をもっと
(2作品)
見る
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
“漠”で始まる語句
漠然
漠
漠々
漠野
漠南
漠漠
漠焉
漠々然
漠々濛々
“漠北”のふりがなが多い著者
中島敦
幸田露伴