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漠々
ふりがな文庫
“漠々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばくばく
93.9%
ばく/\
6.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばくばく
(逆引き)
「
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
の賊将、
林冲
(
りんちゅう
)
、花栄、
秦明
(
しんめい
)
、
李俊
(
りしゅん
)
、
孫立
(
そんりゅう
)
、
鄧飛
(
とうひ
)
、
馬麟
(
ばりん
)
など……およそ三千余りが、
漠々
(
ばくばく
)
と、これへ近づきつつあります」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
漠々
(
ばくばく
)
たる大虚の中に散乱せる物質は一団また一団相集合して、
遂
(
つい
)
に無数の天体を形造るに至り、我が太陽生れそれに附随する数百の遊星現われ
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
漠々(ばくばく)の例文をもっと
(31作品)
見る
ばく/\
(逆引き)
煙草
(
たばこ
)
を
喫
(
すつ
)
て
見
(
み
)
たり、
自分
(
じぶん
)
が
折
(
を
)
り折り
話
(
はな
)
しかけても
只
(
た
)
だ『ハア』『そう』と
答
(
こた
)
へらるゝだけで、
沈々
(
ちん/\
)
默々
(
もく/\
)
、
空々
(
くう/\
)
漠々
(
ばく/\
)
、三日でも
斯
(
か
)
うして
待
(
ま
)
ちますよといはぬ
計
(
ばか
)
り、
悠然
(
いうぜん
)
、
泰然
(
たいぜん
)
、
茫然
(
ばうぜん
)
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
洋々
(
やう/\
)
たる
大河
(
たいが
)
と
共
(
とも
)
に
漠々
(
ばく/\
)
たる
原野
(
げんや
)
を
見
(
み
)
む。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
漠々(ばく/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
々
3画
“漠々”で始まる語句
漠々然
漠々濛々
“漠々”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
吉川英治
内村鑑三
徳冨蘆花
井上円了
内田魯庵
夏目漱石
中島敦
国木田独歩
泉鏡太郎