“檄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げき97.6%
アッピール2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全国「尊攘を励むの士」に広くげきを飛ばして三田尻招賢閣みたじりしょうけんかくを根拠とした再起運動の一から十までがことごとく失敗に帰していった。
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
つまり、げきだ。檄をうけた武士の内には、すぐ鎌倉へそれを逆報した者もあった。——すでに鎌倉でも予想されていたことである。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「リュマニテ」にはアッピールがのった。フランスの革命的労働者諸君! ソヴェト・ロシアに対する戦争政策の開始は、全世界の労働大衆に向けられた殺戮政策である。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)