“羽檄”の読み方と例文
読み方割合
うげき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一号の思案の巻頭の辞にると、五カ年以前狂文の羽檄うげきを四方に飛ばして同好の勇士を狩集めとあるから
越えて昨年に入り、早春二月の初めより、羽檄うげき四方に飛び、急電到る事頻々ひんぴん、遂に仁川じんせん旅順の勝報伝はるに及んで、天下惨として感激の声に充ち、日露国際の関係は断絶せられたり。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)