“頻々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひんぴん89.5%
ヒンピン3.5%
ひん/゜\2.3%
ひん/\2.3%
ひんひん1.2%
ぴんぴん1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頻々”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
哲学 > 東洋思想 > 日本思想2.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
大黒屋へ着くと、何んにも知らぬ年始の客が、素つ氣なくあしらはれて、不思議さうに歸つて來るのが頻々ひんぴんとありました。
何の手段か、何の便りを頻々ひんぴんわしているのか、いつも密書の使者が鳩だけに、誰あって気がつく者はないのである。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
近日、先帝ノ動座ヲウタヒ、山陰一円、騒乱ノ聞エ頻々ヒンピンタルアリ。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっとも、この前後、正成の手には一つの有利な情報として「関東勢ノ内ニハ頻々ヒンピントシテ内紛ノ騒動絶エズ」という聞えが、味方の細作さいさく(おんみつ)から入ッていたと思われる。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
折りも折、舎内で時計やお鳥目てうもくの紛失が頻々ひん/゜\と伝はつた。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
この村の、もう一軒の地主である寺本といふ家では濁酒だくしゆの醸造をはじめて、まだ十年とたない今日こんにち、家屋敷まで他人手ひとでに渡してしまつた……といふ、そんなうはさや、それから、近年この近在の地主たちによつて頻々ひん/゜\として演じられるその種の失敗の数々を次から次へと並べたてて行つた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
すなは太古たいこ國民こくみんは、頻々ひん/\たる地震ぢしんたいして、案外あんぐわい平氣へいきであつたらうとおもふ。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
頻々ひん/\たる地震ぢしんたいしても、古代こだい國民こくみん案外あんぐわい平氣へいきであつた。いはんや太古たいこにあつては都市としといふものがない。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
頻々ひんひんわたくしみみにひびいでまいりました。
されども、この三尺なるは、頻々ぴんぴん懸るものに非ざれば、之を挙げ得て、真の釣の楽みあるなり。
大利根の大物釣 (新字新仮名) / 石井研堂(著)