“羅甸語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ラテンご80.0%
らてんご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何だって? Quid aliud est mulier nisi amicitiæ inimica……こりゃ君羅甸語ラテンごじゃないか」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もう一人の花房は、一週間以前『はち』へ藤沢と一しょに来た黒のソフトで、英仏独伊の四箇国語しかこくごのほかにも、希臘語ギリシャご羅甸語ラテンごの心得があると云う、非凡な語学通で通っていた。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
催眠作用を取り入れたときには羅甸語らてんごのマンドラゴラを用ゐて居る。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)