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拓
ふりがな文庫
“拓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひら
90.6%
き
4.3%
おご
0.7%
ひれ
0.7%
きりひら
0.7%
ひ
0.7%
ひらく
0.7%
ヒラ
0.7%
ヒラク
0.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひら
(逆引き)
まだディケンズ流の手法によって書いていた『失踪者』とはちがい、この『判決』は新しくカフカ独自の方法を
拓
(
ひら
)
く作品となった。
年譜:世界文学大系58 カフカ
(新字新仮名)
/
原田義人
(著)
拓(ひら)の例文をもっと
(50作品+)
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き
(逆引き)
そうだ、私は私の生活を自分で
拓
(
き
)
り開き、自分で創造しなければならぬ。そして、東京こそはまことに、私の生活を打ち建てるべき
未墾
(
みこん
)
の
大曠野
(
だいこうや
)
なのだ。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
拓(き)の例文をもっと
(6作品)
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おご
(逆引き)
「ほだなあ、
汝
(
にし
)
いだ頃から見れば、坪あだり五厘ずつあがったがら、七十五銭ぐらいにはなんのさな。天気がよくて、
唐鍬
(
とうぐわ
)
せえ持って出れば、十六七坪は
拓
(
おご
)
すから。」
土竜
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
拓(おご)の例文をもっと
(1作品)
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ひれ
(逆引き)
「何がつまんねえ? このままにしておきゃあ、何の役にも立たねえ荒地だ。それをこうして
拓
(
ひれ
)
えてみねえ、一段歩に何俵という米が出来るじゃねえか。」
土地
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
拓(ひれ)の例文をもっと
(1作品)
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きりひら
(逆引き)
坐禅を無上の修行法とする道元は、勢い自らの道を独立に
拓
(
きりひら
)
かなくてはならなかったのである。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
拓(きりひら)の例文をもっと
(1作品)
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ひ
(逆引き)
あるいは欧洲において、同志を
糾合
(
きゅうごう
)
して、「少年
欧羅巴
(
ヨーロッパ
)
」党を組織し、あるいは本国において、
蜂起者
(
ほうきしゃ
)
を募り、以て恢復の途を
拓
(
ひ
)
らき、その
画策
(
かくさく
)
の神秘、大胆、危険、雄放なる
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
拓(ひ)の例文をもっと
(1作品)
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ひらく
(逆引き)
冷々
(
ひやひや
)
と濡色を見せて涼しげな縁に
端居
(
はしい
)
して、柱に
背
(
せな
)
を持たしたのは若山
拓
(
ひらく
)
、
煩
(
わずらい
)
のある双の目を
塞
(
ふさ
)
いだまま。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
拓(ひらく)の例文をもっと
(1作品)
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ヒラ
(逆引き)
高原を
拓
(
ヒラ
)
いて、
間引
(
マビ
)
いた
疎
(
マバ
)
らな
木原
(
コハラ
)
の上には、もう沢山の羽虫が出て、のぼつたり
降
(
サガ
)
つたりして居る。たつた一羽の
鶯
(
ウグヒス
)
が、よほど前から一処を移らずに、鳴き続けてゐるのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
拓(ヒラ)の例文をもっと
(1作品)
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ヒラク
(逆引き)
越後三徳流
後学
(
コウガク
)
村上
能登守
(
ノトノカミ
)
之
(
コレ
)
ヲ
拓
(
ヒラク
)
。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
拓(ヒラク)の例文をもっと
(1作品)
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拓
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“拓”を含む語句
開拓
切拓
拓本
拓殖
拓落失路
拓榴
拓皐
拓落
一鍬拓
拓跋魏
蝦夷開拓論
道拓
拓拔氏
開拓使官園動植品類簿
開拓当時
開拓精神
開拓者
“拓”のふりがなが多い著者
吉川英治
柳田国男
徳田秋声
中里介山
倉田百三
内田魯庵
蒲原有明
谷譲次
三木清
服部之総